時間割

「ASU」は、平成16年に構造改革特区計画により設置されました。不登校児童生徒を対象とする学校設置に係る教育課程を弾力化できる措置を受け、学習指導要領を根本から見直し、独自の教育課程と評価を作成して、授業を進めています。「ASU」で実施した定期テストをもとに調査書を作成し、公立高校への受験ができる奈良県内唯一の学科指導教室です。

 今年、創立11年目を迎え、卒業生は100名、高校進学率は90%を超えています。教員資格を有するスタッフが、カウンセリングマインドをもって個々の生徒にきめ細かく関わるとともに、個々の習熟の程度や成長のスピードに合わせた学習指導や授業を行っています。また3名の臨床心理士が子どもや保護者のカウンセリングを行っています。学習支援と心理的支援の両面からのサポートを行っていることが「ASU」の大きな特徴のひとつです。
 
 
   【例:中学3年の時間割】
 
 
 
9:209:30
  朝の会
1
9:3010:20
数学
理科
国語
英語
社会
2
10:3011:20
チャレンジ
国語
英語
数学
チャレンジ
3
11:3012:20
社会
チャレンジ
スポーツ
音楽
理科
 
 
  昼食・昼休み
4
13:0014:30
あゆみ
美術
家庭
技術
スポーツ
 
 
  清掃・終わりの会


 
「ASU」独自の特色あるカリキュラムを少し紹介します。

◆あゆみタイム
主にグループエンカウンターを通し、自己認知や他己認知を深め、「生きる」という課題に向かう力の育成を目指しています。 

《曼荼羅(まんだら)塗り絵》
自由に曼荼羅に色を塗ります。個人での制作、グループでの制作を通して、人それぞれの表現の仕方や個性の違いを感じました。マンダラの丸い形は、人に安心感や守られているという感覚を与えてくれるようです。最近、マンダラを描いたり塗ったりすることで、心が落ち着き、癒されるということも分かってきました。

 
《自然オリエンテーリング》 
ビンゴカードに書かれているものをもとに、自然にあるものを集めるフィールドワークです。人間だけでなく、自然に対しても共感する力を養います。また、視覚だけでなく、触覚や嗅覚や聴覚を働かせて、自然を感じることをねらいとしています。見慣れた風景を改めて観察し、一人一人の感受性の違いを味わいました。
 
《無人島SOS》
無人島に漂着したという設定で、島で生きぬいていくため、また島から脱出するためには、いったいどんなものが必要かということを考えるグループワークです。各自が自分の考えを発表し合うことによって、一人一人の考え方が違うことに気づき、友達の意見を大切にしていこうという気持ちを高めることをねらいとしています。

 

◆チャレンジタイム
自分で計画を立て得意な教科や学びたい学習に取り組むことで個性の発見と伸長を図る時間です。また隔週で選択チャレンジの時間を設け、調理や手芸、スポーツ、書道など継続的にそれぞれの課題に取り組んでいます。体験学習の事前学習や事後のふりかえりの時間になったり、テスト前には、先生に質問をしたりする時間にもなります。